いよいよ師走
睡眠時間を削りながらがんばっている方も多い季節ですね。
“睡眠の質”を高め、パフォーマンスをあげたい!
“睡眠の質”が上がれば、睡眠不足は解消されるはず!
“睡眠の質”を上げるサプリメント、枕、アロマ・・・・
去年あたりから「睡眠の質」という言葉がもてはやされていることにちょっと違和感を感じています。
もちろん、「睡眠の質」が良くなることは良いことなんですよ!
でもね、
睡眠の「質」を上げるための何かを手に入れれば
睡眠の「量」(時間)を減らせる、なんて思っていません?
“良い睡眠”は
・量 (時間)
・リズム (規則性)
・質 (深睡眠とレム睡眠)
の3つが揃ってこそ得られます。
時間やリズムは個人差があるので〇時間がベスト!とも言えないし
“質”の良しあしの基準って????ですよね?
この3つの中で一番わかりやすいのは“量”、
つまり「何時間眠ったか」ではないでしょうか?
では、
ご自身にとっての最適な睡眠時間は何時間なのかご存じですか?
すぐ知りたい!
気持ちはわかりますが・・・
自分の身体が必要としている睡眠時間を知る方法はいくつかあります。
が、残念ながら、いずれもある程度日数が必要なのです。
その中で、今回は
「年末年始休み(就寝時刻、起床時刻に外的制限がない)が6日以上ある方」にお試しいただきたい方法をご紹介しますね。
やり方はシンプルです。
1,期間中は毎日同じ時間(普段より早め)に就寝する
2,朝は自然に目が覚めるまで眠る
6日目に次の4点についてチェックしましょう
①昨夜布団に入ってから寝入るまで10-15分位だった
②夜中や早朝などに目が覚めなかった
③朝起きたときに熟睡感があった
④日中に眠くならなかった
全てにあてはまれば、6日目の睡眠時間があなたの適正睡眠時間です。
6日間という時間は、日頃の睡眠負債を返済するための時間です。
(睡眠負債が少ない方は、適正睡眠時間のチェックをクリアできる日数が少なくなります)
もしあてはまらない事項があれば、
まだ睡眠負債の返済が十分ではないのであと数日、「十分な睡眠」を取る必要があるかもしれません。
年末年始は、何かと忙しい時期ではありますが、
まとまった「休み」は、“自分を知る”チャンスでもあります。
睡眠時間が足りていないと自覚のある方は特に
あとどれくらいプラスすればベストコンディションに持っていけるのか知っておくことは
今後のスケジュール調整にも役立つのではないでしょうか?
できる、できないは抜きにして
現状を放置するリスクと改善するメリットを
じっくり秤にかけてみるだけでもしてみませんか?
あなたならではの“気付き”があるかもしれませんよ。